今回は職種を3つに絞りました。パート・アルバイト・派遣社員。
パートとアルバイトに関しては稼ぐ事を副として、本業は学生と主婦と言う設定です。派遣社員はそのまま派遣社員です。パートとアルバイトの性質は差ほど変わらないです。コンビニで、午後だけ、週4日パートする人と、同じコンビニで、夕方から週4日バイトする人。同じコンビニで働いていますから、コンビニのお客さんからしたら店員さんに変わりはありません。
ここでこのコンビニでバイトするA君大学3年生21歳と、パートで入っているB子さん33歳。1か月の稼ぎは同じ位。約8万円とします。A君はバイトが入ってない日は大学に通い、勉学やサークル活動をしています。B子さんは主婦なので家事などを主にしています。この2人条件がとても似ています。
A君の場合は一般のクレジットカードにも申し込みは可能
毎月8万円の収入ですから、年収換算すると96万円です。年収の入力欄は100万円でいいでしょう。
年収に関しては新規のお客さんの場合調べようがありません。本当に初めてのケースです。働いている場所や電話番号は分かっていますが、A君の給料は幾らですか?そんな電話をかけてくるクレジットカード会社はありません。あったらどうにかしています。
その為、虚偽申告はいけないですが、夏休みの期間はバイトに多めには入れる事などを想定して110万円と入力する分には問題はありません。あくまでも自力で稼げる範囲の金額を書く事です。
許容の範疇で書いておかないと、審査が通った後が厄介になります。年収100万ないし110万円だとすると、所得としてはかなり低い方に入ります。しかし、安定継続収入は認められるので、クレジットカードによりますが、審査が通る可能性は十分あります。
もし、一般のクレジットカードで審査に落ちてしまった場合はA君が大学3年生です。学生専用クレジットカードがあります。こちらの方が断然審査は通り易いです。
ここを上手く使えばクレジットカードを入手する事はそんなに難しい事ではないです。A君の場合は最悪学生専用クレジットカードと言う学生の特権が使えます。一般のクレジットカードに万が一落ちてしまったら、学生専用カードを申し込みましょう。年収が100万円もあれば十分です。
パートB子さんのクレジトカードの作り方
同じく年収換算すると96万円。100万円ないし110万円を入力するところまでは同じです。B子さんもクレジットヒストリーに問題はなし。パートの方でもクレジットカードを作る事は可能です。
年収100万円だと、毎月8万円前後の月収と言うのは直ぐに推測出来ますから、その範囲内で返せる上限のクレジットカードが作れる可能性が高いです。A君と違うのは学生ではないので学生専用カードを申し込む事は出来ません。
この申告内容で審査に落ちてしまったら、他社も否決になる可能性もあります。身分相応のクレジットカードに申し込めばそういった事はないと思います。
クレジットカードのランキングで審査基準を判断するのは難しいですが、そんなに大冒険をしなければ、クレジットカードが作れる可能性は残っています。いきなりアメリカンエクスプレスカードなど、明らかにハードルを上げたらダメですが・・・。
楽天カードやYahooカードなどは宣伝もかなり多いので、申し込んで見ると良いかも知れません。後はアコムのマスターカードを発行してもらう手もあります。これは最終手段です。とにかく考えられる手、使える手は全て使ってみる事です。それでダメだったら潔く諦めましょう。
派遣社員C子さんのクレジットカードの作り方
派遣社員で登録先の派遣会社にいない為、出向先を入力する事になります。
C子さんの場合は、一番の難関が在籍確認です。月収は20万円とします。年収換算で240万円です。ボーナスはなし。保険証は社会保険証。手取りで15万から16万の間。それプラス交通費です。
入力する際にしっかり備考欄に自分は派遣社員である事。派遣先(出向先)は○○株式会社である事を入力しておかなければいけません。結構大きな会社だと、派遣社員の方まで受付が把握をしていないケースがあります。そうなってくると厄介になってきます。保険証は、派遣会社のもので、派遣先のものではありません。ここが難しい所です。
派遣先によって対応が物凄く異なるので苦慮する所です。1番理想的なのが○○は、○○株式会社に派遣しておりますと派遣会社が言ってくれればそれで一発解消です。年収換算で240万円ですから、クレジットカードは十分に作る事が出来ます。在籍確認が最大の難関にこのケースはなってきます。在籍確認をすると言う事は審査が通っていると言う事になります。否決になった人の在籍確認はする必要性がないのでしません。
冗談抜きに派遣社員の方がードローンやクレジットカードを作るのは大変です。審査可決まではスムーズなのですが、在籍確認が取れないとカードが発行出来ないので、ここが大変です。その為、安全策としては、派遣先と、登録している派遣会社2つの会社名と電話番号それにこの2つの会社の関係性を書いておくとかなりすんなり在籍確認が取れると思います。
属性が近い3人を比較してみる
アルバイトのA君とパートB子さんの属性は同じ位です。この3人の中では派遣社員のC子さんが一番いいです。
但し、派遣社員の場合は契約の更新を絶対にしてくれるとは限りません。その為、この3人の中では社会保険証も持っていますし、属性は明らかにC子さんの方が上ですが、正社員だったら何も言うことはありません。ずば抜けて属性が良いと判断します。
それ位、企業の社員と言うのは安定性を大きく買われています。正社員は普通にしていれば、いきなり職を失う事はありません。契約社員の場合は派遣会社がまた営業で契約を取ってきて、登録している人に振り分けるので、待機期間が発生する可能性もあります。その期間の給与の保証は当然の事ながらありません。
この3人の関係性の中ではあくまでも優位ですが、一般的な正社員と比較すると今度はC子さんが一番下になります。A君・B子さんはこの場合は関係なし。
やはり信用が一番重要なのです
どんなに綺麗ごとを言っても信用に勝るものはありません。社員と契約社員では大きな違いです。派遣社員も同じことが言えます。
バイトやパートになってくると属性は低い部類に入ります。但し、一定の基準を満たしているのであればクレジッカードを作る事は出来ます。その基準は各社によって異なってはきます。クレジットカードはカードローンではありません。その為、カード会社と消費者金融の考え方は基本的に違います。
当然と言えば当然です。クレジットカードは18歳から持つ事ができますが、敷居が高いです。審査の甘い会社と厳しい会社も割とはっきりしています。カードローンの可決率は50%以下です。
クレジットカードの場合はもう少し数字が変わってきます。楽天カードは75%の可決率があり、その他の有名どころのカードは60%前後です。あくまでも別物として切り離して考えなければいけません。